の中で「ドイツ国内企業」とされている中には、外国企業でもドイツに現地法人がありその現地法人から出展する場合も含まれますので、実際には純粋なドイツ企業以外の割合は6割超よりさらに高いと考えられます。
また、見本市の種類・趣旨により出展企業の国内外比率は様々です。
例えば二年に一度ケルンで開催される食品見本市アヌーガ の昨年の出展企業のうち国内企業は1割弱、9割以上が国外からの出展者ですし、毎年11月にデュッセルドルフで開催される医療機器見本市メディカもドイツ国内からの出展は2割弱と大変国際性が高いです。
フランクフルトで開催される世界最大の消費財見本市アンビエンテも、国外企業の出展が85%以上を占めています。
一方で、同じように注目度の高い国際見本市でも、例えばベルリンで開催されるエコをテーマにした食品・園芸関連の見本市「国際緑の週間 」、ニュルンベルグで開催されるオートメーションの見本市SPS ともに国外からの出展企業は3割台です。
上記の統計グラフの中には、このような見本市よりも国外での知名度が低い見本市も含んだデータですので、中には国外からの出展社は数社、というデータも含まれた上での、国外からの出展企業の割合の高さになります。
開催地はドイツですが、ドイツ国内のみでビジネスが完結されることは少なく、ドイツ国外でのビジネスチャンス獲得の場ともなっていることがわかります。
次に、国外からの出展企業数を過去5年間で見てみます。
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