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欧州アップデート:ドイツのリアル見本市再開!最新レポートをお届けします



 

こんにちは。アンサンブラウの村上です。

 

ドイツは9月に入ってから日照時間も徐々に短くなり、気温も落ち着いて秋らしい空気へと変わってきました。日本よりも一足早く秋が訪れたドイツでは、豊かな実りの季節を迎えています。そんな過ごしやすい穏やかな気候の中、私達が心待ちにしていたリアル見本市がようやくここフランクフルトで再開されました!

 

コロナ禍以降、自宅からデジタル見本市は経験していましたが、約1年7ヶ月ぶりにリアル見本市に訪れることができ、久々に人と人とが直接交流し、情報共有できる本来あるべき姿に大変感動いたしました。

今回は、私達が実際に会場に足を運び、肌で感じた様子をお届けします。

 

  逆境の中にこそビジネスチャンス!

 

世界最大級の国際自動車産業総合見本市【Automechanika Frankfurt Digital Plus 2021 (アウトメカニカ フランクフルト デジタル プラス2021)】が2021年9月14(月)~16(水)まで、メッセフランクフルト会場でリアル開催されました。アウトメカニカは1971年から開催され歴史的にも古く、自動車製造の最新の技術トレンドや情報、部品・用品、関連機器、タイヤ、アクセサリーなどが集結する見本市です。

 

今回はこれまでとは異なり、リアル開催と並行してデジタルプラットフォームによるハイブリッド形式での開催となりました。まずは、入場券(ネットで事前購入、または当日会場でも購入可能)大人一人16€を払い入場。入場時に、チケットとコロナに関する簡単なアンケート(*)の提出、加えて写真付き身分証明書の提示が必要です。

 

通路はソーシャルディスタンスを保つため広々としており、ブースとブース間も十分な空間をとって配置されています。各入口には勿論のこと、ブース毎にも消毒液が置いてありますので衛星対策も万全です。安心してメッセ内を観て周ることができますし、余裕を持って来訪者とお話しができます。

 

ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、会場から生中継をしていてリアル配信されている様子も同時に楽しむことができました。これまでの見本市にはなかった、まるでテレビ局のようなスタジオで繰り広げられるデジタルライブ配信の様子は、正に“新しい形の見本市”として間近に体感することができました。

 

以前に比べて規模も縮小され、出展者数、来場者数ともに通常通りとはいきません。このような時でも会場に訪れている方は非常に意欲的な方が多い印象を受けました。熱心にブースで話しこんでおられる方々をたくさん拝見し、積極的な話し合いが行われていました。ご出展者様の立場からすると、本気の相手と向き合える絶好の機会となり、商談には最も適した環境で、ビジネスチャンスがギュッと凝縮されているように感じました。

左上:フランクフルトメッセ正面玄関  右上:床面の一方通行マーク

左下:消毒液の設置        右下:十分な空間の充電用コンセント付き商談スペース 

 

*アンケートは以下の3項目にイエスかノーで答える形式です。

1.過去14日間に、リスクエリアとして定義された国際地域(ドイツ国外)で過ごしましたか?

2.過去14日間にCOVID-19(コロナ感染)と診断されたことがありますか、またはこの期間中にCOVID-19(コロナ感染)の検査で陽性となった人と密接に接触しましたか?

3.現在、次の症状の1つ以上に苦しんでいますか?:咳、鼻水(鼻水)、喉の痛み、発熱、気分が悪い(頭痛、関節痛など)、味覚/嗅覚の喪失

 

  ドイツ・欧州ビジネスを開拓するにはやっぱり見本市!

 

私たちは、見本市での経験豊かな通訳者・アテンドスタッフと、ドイツ市場動向を常に見ているマーケティング担当者とのチームワークで、これまでになかった効果的な見本市サービスを提供しています。

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 ブースで使える簡単ドイツ語 “ゲズントハイト(Gesundheit)=健康”

 

ドイツの習慣として誰かがくしゃみをすると、周りにいる人は英語の“Bless you(ブレス ユー)!”にあたる“ゲズントハイト!(Gesundheit!)」が使われます。「Gesundheit」は“健康”という意味で、くしゃみをしている人に「健康でありますように」、日本語だと「お大事に」という意味で声をかけます。また、”Gesundheit”と言われたら”Danke(ダンケ)”と返します。“Danke”は「ありがとう」という意味なので「(気づかってくれて)ありがとう」という意味になります。

 

 

🍺 編集後記 🍺

 前回のニュースレターで紹介させていただいた、日々投稿している弊社インスタグラムの一写真を、在日ドイツ大使館のアカウント(#Germanyinjapan)で【#今週のピックアップ写真】としてご紹介していただきました!是非、皆様にもご覧になっていただきたいです。引き続き、こんな写真が撮れたら掲載して欲しい等のリクエストを募集しています。メッセージお待ちしております。

 

村上恵

アンサンブラウ イベント+マーケティング

 

 「5秒で確認!ドイツ経済指標」について

※景況感は、ifo経済研究所によるビジネス景況感指数で2015年を100としています。当メールマガジン発行月の前月の結果です。例えば2021年3月のメールマガジンには、2021年2月の数値を示しています。ifoビジネス景況感指数については、こちらに詳しく紹介しています。

※小売販売はドイツ統計局による実質値です。当メールマガジン発行月の前々月の集計となります。

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こんにちは、メールマガジン「欧州アップデート」担当の村上です。

私がアンサンブラウに入社したのが、昨年の2月に開催されたアンビエンテの時でした。当時はまさか、このような事態になるとは夢にも思わず、次回も皆様に見本市会場で直接会えることを信じて疑わず、心待ちにしておりました。ですが、新型コロナウィルスの影響による見本市の軒並み中止・延期のニュース。。。私としては、少しでも皆様とつながっていられる機会が欲しくて、このメールマガジンの発行を社内で提案し、有り難くも担当をさせていただく運びとなりました。

ロックダウンの期間中に上司にお願いして、文章を書くためのオンライン講座を受講し、隙間時間を見つけては勉強させていただきました。ですが、正直、実戦で活かすことが中々大変で、日々の課題になっております。毎回どんな内容がお役に立てるのか?悩みに悩んで、社内では何度もダメ出しされて・・・でも、少しでも皆様の海外マーケティングのヒントになる❝何か❞があれば嬉しいと思い、日々取り組まさせていただいております。

 

何よりも、こんな時期であっても、こうして皆様と繋がっていられる有り難さ。皆さんのお役に立てる情報をできるだけたくさんお届けしたいと思っています。どうかご講読くださいますよう、よろしくお願いいたします!