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こんにちは、「メッセのプロ」チームです。
ドイツで開催される国際見本市、実際に海外からの出展者や来場者はどれ位いるのか、ドイツ見本市連盟が発表した最新情報、2022年の統計を基にご紹介します。
2022年にドイツで開催された166の見本市での出展企業12万社のうち、60%を占める約72,000社がドイツ国外の企業でした。
国外出展企業の、地域別内訳はこちら。
国外企業の約4分の3、72.5%はドイツ以外のヨーロッパからの出展者です。
ドイツ企業は全出展企業の4割なので、出展企業全体でみると8割強の出展企業が欧州の企業ということになります。
ただ、この傾向は、コロナの影響がまだ残っていた2022年限定かもしれません。
実はコロナ前には、ヨーロッパからの出展者の割合は減少傾向にあって、代わりにアジアからの出展者が増えていく状況で、2019年には国外出展企業の約3割がアジアからとなっていました。
2022年時点では、まだコロナの影響で開催が限定的であった見本市が多かったり、また、ヨーロッパ外からの出張が難しい状況がありました。そのためにヨーロッパからの出展者割合が高くなったと考えられます。
国別に見ていくと、出展企業が多い国は次の6か国です。
イタリアからの出展者が群を抜いて多く、2番目のフランスの約2倍となっています。
イタリア、フランスに次いで多いのは中国、そしてトルコ、米国、オランダが続きます。
次は来場者について。
ドイツ国外からの来場者の地域別内訳はこちら。
来場者もヨーロッパ諸国からが圧倒的に多く、国外来場者の77.4%を占めています。
国別にみると、
来場者が多かったのは、オランダ、オーストリア、イタリア、スイス、フランスの順で、いずれもドイツに隣接した国になっています。
ヨーロッパからの来場者が大幅に多いのは、今年限定の傾向で今後は変わってくるかもしれません。それでも、ドイツ見本市での来場者を想定する場合、ドイツ企業だけではなく、他のヨーロッパ諸国も大半を占めているという点は留意しておくべき点だとあらためて思いました。
私たち「メッセのプロ」は、ドイツをはじめ欧州での見本市で日本企業のサポートをし、約20年の実績を積んできました。
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