5.ドイツ見本市でのデジタル活用

メッセのプロ

アンサンブラウ イベント+マーケティング


 

バーチャルやハイブリッドのイベントは、多くの場合、持続可能な方向性を支えると考えられます。見本市においても、情報のデジタル化が進んでいますが、デジタル化が必ずしも持続可能性を保証するわけではありません。デジタル化による大規模な電力消費や電化製品の劣化の加速といった課題も存在します。一方で、紙の情報管理よりも長期利用が可能であり、出張が減ることで移動エネルギーを節約できるなど、デジタル化には持続可能性へのプラス面もあります。企業は、より総合的な視点からビジネスの持続可能性に取り組む必要があります。

 

持続可能性への具体的な取り組み

見本市での持続可能性への取り組みには、次のような点があります。

 

再利用と多機能化

 

以前に使用した展示品や装飾を再利用しながら、全く異なるブースとして演出。

リアルにもハイブリッドにも対応できる多機能なブースデザイン。

公共交通機関の利用促進

 

見本市参加者の移動に合わせた現地の公共交通運用を促進。

ブースの再利用性

 

異なる場所でも再利用可能な形で見本市ブースをデザイン。

ブース用家具や部品は再利用が基本となる。

効率化とごみの削減

 

運搬物を取りまとめて効率化を図り、同時に包装用ごみの削減を目指す。

情報伝達技術の活用

 

情報伝達技術が組み込まれた建物("mediatecture")の利用。

印刷による大型ポスターを映像パネルに移行。

オンラインミーティング

 

ブース設営業者との事前打合せをオンラインミーティングに移行。

持続可能なケータリング

 

ケータリングの食材は季節のもの、その土地のものを使用し、再利用できるカトラリーを基本とする。

持続可能エネルギーの活用

 

再利用またはリサイクル可能な素材の活用。

持続可能性の実現

見本市における持続可能性は、出展企業、来場者、主催者をはじめ、見本市開催にかかわるすべての人、組織が共に取り組むことで実現が可能となります。これらの取り組みを通じて、環境負荷を減らし、持続可能なビジネスモデルを構築することが求められます。

 

具体的なアクションプラン

計画と目標設定

 

持続可能性の目標を明確に設定し、全体的な計画を立てる。

デジタルツールの効果的な活用

 

デジタルツールを最大限に活用し、不要な紙の使用を減らす。

エネルギー効率の向上

 

エネルギー効率の高い設備や再生可能エネルギーを利用する。

パートナーシップの構築

 

持続可能な目標を共有するパートナーシップを構築し、協力して取り組む。

教育と意識啓発

 

スタッフや参加者に対して持続可能性に関する教育を行い、意識を高める。

これらのアクションプランを実行することで、見本市の持続可能性を高め、環境に優しいイベントを実現することができます。

 


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